今井進太郎の商売繁盛コラム

2018-10-31 ビジネスをシンプルに考える3ステップ

10月13日・14日に「新潟起業チャレンジ」ビジネスイノベーション合宿に運営スタッフとして参加してきました。
「新潟起業チャレンジ」は、UIターンをして新潟で起業したいという人を応援する新潟県のプロジェクトで、当社はその運営に携わらせていただいております。

私は、マーケティング面のメンター役として参加しましたが、意欲あふれる皆さまと一緒にビジネスプランを練り上げることはとても刺激的でした。

その中で再認識したのが、「顧客ニーズへの価値提供」こそビジネスの根幹ということです。
ビジネスをシンプルに考えると、以下の3ステップになります。
1.顧客ニーズを見つけること
2.その顧客ニーズに対して価値を提供すること
3.その価値を顧客に伝えること

たとえば、今急成長中の「ライザップ」の場合、以下のようになります。
1.顧客ニーズを見つけること
⇒三日坊主にならずにダイエットを続けて結果を出したい
2.ニーズに対して価値を提供すること
⇒専属トレーナーがマン・ツー・マンでダイエットをサポートし結果につなげる
3.価値を顧客に伝えること
⇒「結果にコミットする」というキャッチコピーと芸能人の実績を使ったTVCM

今まで、「楽してやせたい」「おいしくやせたい」といったニーズに応えていたダイエット業界。
「つらくても、食事制限があっても、お金がかかってもいいから、何とかしてやせたい」という
近年の消費者ニーズに気づいたことが、ライザップの一番の成功要因だと思います。

いくらニーズに気づけても、そのニーズを満たす価値を提供できなければ、商品・サービスは売れません。
ライザップでは、独自のダイエットプログラム、専属トレーナーによるマン・ツー・マン支援という仕組みで、しっかりと価値を提供しているからこそ、これだけの広がりを見せているのでしょう。

いくらニーズに合った価値を提供できる力があるとしても、それが顧客に届かなければ、売上にはつながりません。
ライザップでは、お馴染みの「結果にコミットする」というキャッチコピーと芸能人のBefore・Afterを見せるインパクトのあるTVCMで、その価値を顧客に伝えています。

1.顧客ニーズを見つけること
2.その顧客ニーズに対して価値を提供すること
3.その価値を顧客に伝えること
のシンプルな3ステップを自社に当てはめて、ぜひ考えてみてください。

「顧客のニーズはなにか?」
「ニーズに対してどのような価値を提供するか?」
「価値を伝えるための施策はなにか?」
売上アップのための仕組みについてじっくり考えたい方は、ぜひ「販売戦略マップ構築セミナー」にお越しください。

電話から問い合わせる お気軽相談ダイヤル 0120-011-913

私がこの記事を書きました!

グローカルマーケティング株式会社
代表取締役
今井 進太郎

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2018-10-02 想いをカタチにするチカラ

先日、アオーレ長岡をホームとするバスケットボールチーム「アルビレックスBB」を通じて長岡を盛り上げる企画のプレゼン大会がありました。

ながおか・若者・しごと機構が主催する「ながおか若者会議」は、長岡の若者のアイデアやチカラで、長岡を盛り上げていこうという取り組みで、今年度は、「アルビレックスBBを通じて長岡を盛り上げる」をテーマに議論を重ねてきました。
ながおか若者会議のコーディネートや進行を当社でお手伝いしており、プレゼン大会はその集大成の場でした。

プレゼン大会では、とても魅力的な企画がたくさん出てきました。

1.アウェーチームの応援で長岡に来た人へのもてなしを強化する
2.ユーチューブを活用して、選手やチームの魅力を発信する
3.市内の小中学生を対象に、ユニフォームのデザインコンテストを開く
4.バスケットボールの動きや長岡の特色を反映したアルビレックスBB体操を考案し、普及させる
5.「スニーカーフェス」を企画し、スポーツ関連のイベントを行う

いかがでしょうか?詳細は割愛しますが、とてもワクワクする内容となりました。
(個人的には、アルビBB体操がイチオシでした!)
これから、これらの想いやアイデアをどう実現化するか、アルビレックスBBを運営する新潟プロバスケットボール様、ながおか・若者・しごと機構様、わかもの会議の参加者でタッグを組んで、取り組んでいきます。

地域活動でも、会社でも、「こうしたい!」「これやりたい!」という想いやアイデアは出ても、それをカタチにして実現化するとなると、トーンダウンしてしまい、実現にまで結びつけられないことが多々あります。

想いをカタチにするチカラで最も重要なことは、持続性のある取り組みにするための収支計画にあると考えます。
地域活動でも、経営でも、「ロマン」と「ソロバン」の両輪が必要だと日々痛感しています。
想いやアイデアは「ロマン」の部分、それをカタチにするのは「ソロバン」です。

たとえば、当社で運営する子育て家庭向けのイベント「トキっ子子育て応援フェア」。
次は、11月3日・4日にハイブ長岡で開催されますが、新潟会場合わせ12回目の開催となります。
このイベント、来場は無料で、多くの子育て家庭にとても喜んでいただいています。収入を補助金に頼るのではなく、出展者様から出展料をいただき運営を成り立たせています。
「新潟で一番笑顔を集めるイベントにしたい」という我々スタッフの想いをカタチにしているのは、しっかりとした収支計画であると確信しています。
ぜひ、想いをカタチにしていると自信を持ってお届けしているイベントにお越しください!
http://tokicco.net/p45825/

想いをカタチにするチカラ、「ロマン」と「ソロバン」の両輪を回せているか、すべての活動をチェックしていこうと思います。

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2018-09-05 問題のない会社は問題!?

先日テレビをつけたら、いじめが原因で自殺をした中学生の親への密着取材の報道番組が目に入りました。
親は何度もいじめを学校に訴えていましたが、学校側は調査中ということで結論を先延ばしにして対応が遅れ、その間に生徒は最悪の選択肢を選んでしまいました。

父親は、「娘のためにも、二度と同じようなことが起きないようにこれから活動していきたい」と決意を新たにされるとともに、以下のようなことをおっしゃいました。

「現状では、教育委員会や社会から『いじめを起こさない学校』が評価される。
そうではなく、『いじめを発見できる学校』を評価する社会にしなければならない。
そうしなければ、先生や学校が保身に走り、いじめを見逃すことになる。」

もちろん、いじめは起こしてはいけないと思いますが、どんなに学校や先生が頑張っても、いじめは起きてしまうかもしれません。
であれば、いじめが無いことを前提に考えるのではなく、いじめが起こることを前提に考え、それをどう発見し、解決していくのかを考える、そして、その取り組みを評価する風土をつくっていくことはとても大切なことだと痛感しました。

私たちの仕事や職場にも同じことが言えるかもしれません。
ご承知の通り、仕事をしていれば、必ず問題が出てきます。
どんなに誠心誠意仕事をしても、ご満足いただけないこともありますし、どんなに頑張っても問題は起こってしまいます。
「失敗しないための唯一の方法は、何もしないことである」という格言のとおり、アクションをすれば、必ず問題が発生します。

もちろん問題を起こさないように最善を尽くすべきですが、問題が起きないことを前提にするのではなく、問題が起こることを前提に考え、その問題をいかに早く的確に把握し、解決を図っていくのかがとても大切なのだと思いました。

経営は「気づき」の連続です。私自身も気づけていないことがたくさんあります。
いかに問題に気づき、それに対応していくか、そのために心を磨いていかなくてはならない。
大きな気づきを与えれくれた番組でした。

グローカルマーケティング株式会社
代表取締役 今井進太郎

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当社では現在、「セミナー研修」サービスと、「課題解決プロジェクト」を推進しています。
是非、当社サービス内容をご覧頂ければ幸いです。
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2018-08-01 名称に想いを込める

8月2日・3日は、長岡まつり大花火大会です!
長岡まつりの起源は、1945年8月1日の長岡空襲の翌年、長岡市民が復興に立ち上がり、8月1日に「長岡復興祭」を開催したことにあります。
そして、1947年の第2回長岡復興祭で、戦後初めての花火大会が開催されました。

いつしか花火大会がメインイベント的な存在となり、8月1日は「長岡まつり前夜祭」と呼称されるようになりました。
しかし、本来であれば、祭りの原点は先述した通り、8月1日にあります。
8月1日は、「前夜」ではなく「当日」なのです。

私が所属しております長岡青年会議所をはじめ、様々な方の働きかけがあり、今年から8月1日は「長岡まつり前夜祭」ではなく「長岡まつり平和祭」という名称となりました。
行事の内容は変わりませんが、多くの市民が慰霊と平和への祈り、そして長岡の更なる発展を願う祭りになったと確信しています。

名称に想いを込める重要性を感じた出来事が仕事でもありました。

当社で開催している「マーケ大カンファレンス」。
会の終盤に、セミナーを担当した講師全員が登壇して、10分間でそのエッセンスを伝えるセッションがありました。
過去2年は、「エンディングセッション」という名称で展開したところ、内容が充実しているにもかかわらず、残念ながらお帰りになる受講者が多くいらっしゃいました。

せっかくの内容なのに、なぜ帰ってしまうのか?それは、「エンディングセッション」という名称に原因があると考えました。
そこで、昨年の開催では名称を「スーパープレゼンテーション」に変更。
一人ひとりの講師が、自らのセミナーのエッセンスを10分でプレゼンするという内容や最も有意義なセッションと位置付けた主催者の想いが伝わる名称にしました。
各講師の意識も変わり、プレゼン番組のTED顔負けの素晴らしいプレゼンテーションをしていただきました。
そして、受講者の皆さまも、お帰りになる方はほとんどいませんでした。

今お考えの名称は、あなたの想いを伝えるものになっているでしょうか?
読み手は、名称からあなたの想いをくみ取ってくれるでしょうか?

長岡まつり大花火大会に行かれる方は、1947年に花火を上げた先人の想いを感じながら、夜空を見上げていただければと思います。

グローカルマーケティング株式会社
代表取締役 今井進太郎

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2018-07-04 採用力強化のためのネット動画活用

「仕事探しはインディ~ド、チャッ・チャッ」

サッカーワールドカップの放送時にCMがたくさん流れたので、耳に焼き付いている方も多いでしょう。

Indeedは、「あらゆる仕事 まとめて検索」をテーマとした求人情報の検索エンジンです。
求人情報に特化したGoogleといったイメージです。2012年に買収によってリクルートの傘下になりました。
これだけ投資をしてCMをしたので、今後Indeedの活用はますます広がっていくでしょう。

人財確保難の時代、「いかにお客様を集めるか」というマーケティング活動だけでなく、
「いかに人財を集めるか」という採用マーケティングの活動が重要になってきます。
このコラムでも何度かそのことをお伝えしています。

特に重要なアプローチ手法が、Indeedに代表されるインターネットの活用です。
この点は、もし自分が仕事探しをする立場だったらと考えれば、容易に理解できるでしょう。

今回は、当社で取り組んで成果が出てきている手法をお伝えします。
それは、ズバリ「WEB版会社説明会」です。
やり方はカンタン。会社説明会を動画で撮影して、それを自社サイトにUPしておくのです。
当社では、元々新卒採用の会社説明会の補完的な位置づけでスタートしたのですが、
中途採用で応募する方も多く見ており、その効果を実感しています。
ぜひ一度、お時間がある時にご覧ください。
↓グローカルマーケティング(株)WEB版会社説明会
http://glocalmktg.xsrv.jp/adopt/

様々なPR活動で会社のことを知ってもらっても、仕事や職場の魅力を十分に伝えなければ、
応募・採用には至りません。
応募を検討する方は間違えなく会社のHPをチェックします。
その際にしっかりとした情報発信ができていますでしょうか。

採用サイトの構築やWEB版会社説明会の制作は、当社クリエイティブセンターでも制作のお手伝いができますので、
お気軽にお問い合わせください。

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代表取締役 今井進太郎

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