今井進太郎の商売繁盛コラム

2021-01-13 【動画マーケティング】ユーチューブ活用で24時間しゃべり続ける営業マンを手に入れる

ユーチューブ活用というと、「いやいやYouTuberになるつもりはないよ」という声が聞こえてきそうですが、このコラムでお伝えしたいことは、ユーチューブを活用してあなたのビジネスを加速させることができるというお話です。

 

コロナ禍において、当社でも「実践マーケティングチャンネル」というYouTubeチャンネルを立ち上げました。その一つのコンテンツが補助金情報の発信です。

2020年5月にスタートして開始4か月でチャンネル登録が1000件を超え、視聴回数は開始半年で10万回を突破しました。そして、YouTubeからのお問い合わせは100件以上に上りました。

実践してみて感じたのは、YouTubeをうまく活用すれば「24時間しゃべり続ける営業マン」を手に入れることができるということです。

このコラムでは、そのポイントを3つにまとめました。

YouTube活用①

【マーケ大】実践マーケティングチャンネル↓チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCachS-POj04tpTeqFTbquKQ

 

 

YouTube活用のポイント:①顧客ニーズに合った価値を提供する

実践して体感したYouTube活用のポイントは、ズバリ「顧客ニーズに合った価値を提供する」というマーケティングの原点に立ち返ることです。

 

ターゲット:全国の中小企業・小規模事業者

ターゲットのニーズ:コロナ禍で活用できる補助金情報をわかりやすく知りたい

提供する価値:中小企業診断士が伝えるわかりやすい補助金情報(特に価値を提供できる小規模事業者持続化補助金の情報を提供)

 

① 誰に情報を伝えたいか?

② その人はどんな情報を求めているか?

③ あなたはその方にどんな価値ある情報を届けられるか?

 

上記をあなたのビジネスに置き換えて整理してみてください。

ついつい「どんな動画を作ろうか」から入ってしまいがちですが、まずは「誰がどんな情報を求めているか」から考えることが重要です。

 

YouTube活用のポイント:②「関連動画」での表示を目指す

以下はYouTubeチャンネルの管理画面です。視聴回数を伸ばすには、高評価ボタンや視聴時間(視聴維持率)などを高め、YouTube側からの動画の評価を高めていく必要があります。

YouTube活用②

以下は一番視聴回数が伸びた動画の分析画面です。視聴の半分は「関連動画」からきています。YouTubeはある動画を視聴し終えると、その動画に関連した動画が自動的に表示されます。これが「関連動画」です。例えば、小規模事業者持続化補助金の他の動画を視聴すると、次に私の動画が関連動画で表示されたりします。動画の評価が高まると、同じようなテーマで視聴された人気動画の次に、あなたの動画が出てきます。そうすると、視聴回数が伸びる→動画の評価が高まる→ますます関連動画として表示されるという好循環の流れに乗ることができます。

ここまでくると、24時間しゃべり続けてくれる状態になります。

YouTube活用③

評価の高い動画をつくるために、エンターテインメント性のある動画にしたり、奇をてらったりする必要はありません。それはYouTuberに任せましょう。

最近では、YouTubeでエンターテインメントを楽しむ以外にも専門的な情報を得ることに活用するケースが増えています。ポイント①でお伝えした「顧客ニーズに合った価値を提供する」を徹底すれば、おのずと評価は上がります。

 

その中でも、次の「EAT」を意識してみてください。

E:エキスパート(専門性)→当社の場合、経験値の高い補助金情報に絞ってお伝えした

A:オーソリティー(権威性)→今井の保有する「中小企業診断士」の資格を打ち出した

T:トラスト(信頼性)→表情や声のトーンなど誠実な姿勢を意識してお伝えした

お問い合わせいただいた方からは、「いろいろなYouTubeを見たけど、今井さんが一番信頼できそうだったから」とお声をいただくことが多々ありました。

 

YouTube活用のポイント:③「反応装置」を詳細欄に入れる

24時間しゃべり続けてくれても、それが成果につながらなければ、売上には結び付きません。売上につなげるためには、「反応装置」を用意する必要があります。例えば、物販であればネットショップへの誘導、BtoBであれば「問い合わせ」が主な反応装置になるでしょう。

 

以下は当社が用意した反応装置です。YouTubeの各動画には詳細説明を記載する欄が用意されています。そこには動画の概要や自社のPRに加え、反応装置を入れることが重要です。当社の場合、「無料相談」を反応装置に、HPの問い合わせフォームへのリンクや問い合わせ用フリーダイヤルの掲載を行いました。問い合わせしてもらいやすくするために、相談対応者のプロフィールページへのリンクも張り、安心感をもってもらうように工夫もしています。

YouTube活用④

 

① 顧客ニーズに合った価値を提供する

② 「関連動画」での表示を目指す

③ 「反応装置」を詳細欄に入れる

まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、まずは上記3つのポイントを実践してみてください。

当社では実践ノウハウを活かしたYouTube活用、動画活用のご支援を行っています。お気軽にご相談ください。反応装置として「無料相談」を実施しています!!

<相談対応者>
遠藤大志:(プロフィールはこちら
中西千亜紀:(プロフィールはこちら
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私がこの記事を書きました!

今井 進太郎

グローカルマーケティング株式会社
今井 進太郎(クリックでプロフィールへ)

 

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2020-05-16 withコロナ時代に求められる「行動経済学」

緊急事態宣言下のゴールデンウイーク。政治家、行政、メディアはひたすら「STAY HOME」を訴えました。

「家でプレステでもしてろ!」と叫ぶリーダーが報道されることもありましたが、もし皆さんが訴える立場だったら、どのような工夫をして「STAY HOME」を訴えるでしょうか?

〇国民的アイドルグループを起用して訴えてもらう

〇多くの国民が家にいる様子を伝える

〇お勧めの「家での過ごし方」を紹介する

〇ここまで頑張ったのに、ここで緩んだら頑張ったことが台無しと訴える

〇GWに「絶対に見てはいけない」映画をオンラインで上映する

色々なアイデアが沸いてきそうですが、人間の心理的な傾向をうまく捉えようと考えるのではないでしょうか。

(さらに…)

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2019-12-13 「ぶつかり稽古」でマーケティング力の足腰を強くする

2019年の流行語大賞が発表されましたね!
そう、ラグビー日本代表が合言葉にしていた「ONE TEAM」です。
私も朝礼で一回使ってしまいました(笑)
「ONE TEAM」が流行り、多くの職場で結束が深まれば、素敵なことですね。
2019年、私の中で流行った言葉は、何と言っても「ぶつかり稽古」です。
セミナーの際、個別のご支援の際に多用していました。
当社には「新商品開発」「新規事業開発」「創業」といった様々なご相談をいただきます。
「こんな商品を作ったのですが、どうやって売ればいいでしょうか」
「こんな事業を考えているのですが、うまくいくでしょうか」
「こんなお店をつくりたいのですが、流行りますでしょうか」
私は必ず、「あなたの理想のお客様はだれですか?」とお聞きします。
そうすると、皆さんぼんやりですが、「こんな人に売りたい」「こんな人に来てもらいたい」とお答えになります。
その後、「その理想のお客様の声をどれだけ聴いていますか?」とお聞きすると、
「家族や友達には聞いてみたけれど…」「ネットで調べた限りでは…」という答えが多く返ってきます。
私は言います。「それって、理想のお客様にぶつかってないですよね?ぶつかり稽古してみてください。」
私が言う「ぶつかり稽古」とは、ターゲット、つまり狙いとする理想のお客様に対して、
商品・サービスの価値や特徴を伝えてみて、ターゲットの反応を伺うことです。
理想のお客様に「この商品・サービスは、こんなイイコトがありますよ!」と伝えてみるのです。
後日、「理想のお客様にぶつかってきましたが、見事に投げ飛ばされました…」と相談者がやってきます。
私は言います「それでいいんです!今一度、伝えるべき価値や特徴をブラッシュアップしていきましょう!」
この「ぶつかり稽古」を繰り返すことで、「お客様の求めるコト」と「事業者が提供する商品・サービスのイイコト」のすり合わせが進み、売上アップの実現に近づいていきます。
専門用語では、「Product-Market Fit(プロダクト・マーケット・フィット)=商品と市場がフィットする一点を探ること」と言います。
「ぶつかり稽古」の稽古場の一つとして、グループインタビューがあります。
理想のお客様に集まってもらい、インタビュー形式で根掘り葉掘り、お客様の声を聴いていきます。
そして、皆さまの商品・サービスの価値を伝えてみて、反応を探ります。
当社にてグループインタビューの運営を行っていますので、お気軽にご相談ください。
「ぶつかり稽古」の手法をより深く学びたい方は、私が講師を務めるマーケ大特別講座をご用意していますので、そちらにぜひお越しください。

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2019-10-01 目の前の人を幸せにする

「目の前の人を幸せにする」ことだけを考える

たくさん学んで、たくさん失敗して、たくさんの人から教えていただいて、

現在の私が行きついた結論。

それが、このコラムのタイトルです。

目の前にいるお客様を、目の前にいる社員を、目の前にいる地域住民の皆さまを

どうやったら幸せにできるか、それだけを考え、行動することができれば、

自分の人生どれだけ幸せなことかと本気で思っている今日この頃。

今はそれができていない。簡単にできることではないかもしれない。人間ですから…。

お客様に喜んでいただけないこともありますし、社員を幸せにできないこともあるのが正直なところ。

だからこそ、本気で「目の前の人を幸せにする」ことを想い、行動していきたい。

マーケティング=売れる仕組みづくりは、

理想のお客様(ターゲット)にイイコトを提供して(価値提供)お客様を幸せにすること。

これも簡単なことではないけれど、それを追求していくのがマーケッターの仕事。

多くの人を幸せにする手法こそ、マーケティング。だから私は、そんなマーケティングが大好きです。

目の前の受講者に、マーケティングをわかりやすく実践的にお伝えし、

売上を上げるための羅針盤である「販売戦略マップ」を作成するマーケ大特別講座

2日間、私が本気で目の前の受講者を幸せにするために取り組むプログラムです。

まだまだ至らない点が多い私ですが、この2日間だけは目の前の受講者を幸せにする自信があります。

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2019-07-29 行動経済学を使って売上アップ

先日、熊本の中小企業大学校人吉校にて、WEBマーケティング研修の講師をさせていただきました。
帰りに鹿児島空港を利用しましたが、空港内を歩いていると音楽が耳に入ってきました。

「ぶ~たのお顔がトン、甘~くみつめるトントン、おいしく食べてねトントントン、かごしまスイートポテトン」

子ども達がテンポよく歌っている音楽が気になり店内に吸い込まれた私。

店頭に大量陳列されていた「かごしまスイートポテトン」を思わず購入してしまいました。

7月6日(土)7日(日)に開催し、約18,000人の子育て家庭の皆様にご来場いただいた 「トキっ子子育て応援フェア」。

「トキ・トキ・トキ・トキ・トキっ子~トキっ子く~ら~ぶ」
というトキっ子くらぶのオリジナルソングが

何度も流れており、多くの子ども達が口ずさんでくれています。

こうすることで、トキっ子くらぶの愛着度が間違いなく高まっていると感じています。

「音楽は人間の無意識に影響を与える」ということが「行動経済学」の研究でわかってきています。

BGMがレストランのお客様の行動にどう影響を与えるかの実験を行った結果、

ゆっくりとしたBGMをかけた場合、より長い時間、お客様はレストランに留まったことが報告されています。

また、ワイン販売店でBGMがお客様の消費に及ぼす影響を調べる実験では、

同じ値段のフランスワインとドイツワインを店頭に置き、

フランスの曲とドイツの曲を交互に流してワインの売れ行きを調べたところ、

フランスの曲を流すとフランスワインの方が多く売れ、

ドイツの曲を流すとドイツワインの方が多く売れる結果となりました。

購入者にインタビューすると、ほとんどはBGMに影響を受けたという自覚はなく、

無意識のうちに音楽に影響を受けていることがわかりました。

音楽・BGMひとつとっても、それが消費者の購買行動に影響を与えます。

感情や直感など「心の動き」に注目し、人間の行動を分析した学問領域を
「行動経済学」といい今注目を集めています。

中小企業大学校三条校主催「マーケティング×行動経済学・心理学セミナー」

「~小さな工夫で大きく変わる~事例で学ぶ!売れる仕掛け」と題して、

今井が新潟市、長野市でセミナーを行いますので、ぜひお越しいただければと思います。

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